音ハメがわかることについて②

お世話になっております。Rayonです。

バイオ8が発売されましたね。私はホラーが苦手なんで買いませんが。でもやっぱりPS5は欲しいですね。欲を言えばもう少し容量が多くなったやつが欲しいです。まあ、抽選とか申し込んでもいないんですけどね。いつかPS5を手に入れたときのために、買ったきり積んでるPS4のソフト3本をプレイしなきゃだし、そのためにも今はPS VITAのトロフィー回収に勤しんでおります。久しぶりにPS3もやりたいな。

クソどうでも良い前置き大変失礼いたしました。

前回は認知科学におけるマルチタスクについて軽く解説し、音ハメはマルチタスクではないか、だからフリースタイルバスケを知らない一般の方々にはわからないのではないか、というところまで話しました。

今回は、なぜフリースタイルバスケットボーラーは初見の技でも音ハメに気付けるのかについてです。

結論を先にいうと、フリースタイラーや音ハメがわかる観戦者は、音ハメがわからない方々に比べて、フリースタイルバスケを見るために割く視覚の認知リソースか、音楽を聞くために割く聴覚の認知的リソースが少ないのではないかと考えています。

視覚の方は結構単純です。これはフリースタイラーの場合ですが、技をたくさん知っていたら、技の結末が予想できるからです。フリースタイルバスケの場合、ボールを投げたら大抵キャッチしますよね。仮に見たことないキャッチの仕方でも、投げた後にはどこかしらでキャッチするはず、と予想できます。

あと、フリースタイラーの場合、見せ場がどこかも予想できます。集中して見るべきところと、ちょっと気を抜いても良いところがわかるはずです。大技の後の繋ぎはそこまで構えて見ないですよね。

さて、私が注目しているのは聴覚の方です。

聴覚の方を思いついたのは、大学院の先輩にフリースタイルバスケの動画を見せた時です。その先輩はドラム演奏に関する研究をしていて、自身もドラム演奏の経験がある方でした。

私が見せたのはbac to pec 2015の決勝、TAM vs takuroです。

(9分あるので通信制限にご注意を)

フリースタイルバスケなんて見たことも聞いたこともない方だったのにも関わらず、takuroさんの方が「音取りに深みがある」と言い出したのです。初見でそんなこと言う人に会ったことがありませんでした。

その先輩もフリースタイルバスケの動きを見ることには慣れていない、一般の方々と同じはずです。ならば、視覚に割く認知的リソースは変わらないはず。違うとしたら、聴覚の方。

もし聴覚に割く認知的リソースが少なくても音楽が聞けるならば、視覚に集中していたとしても音ハメに気付けるのではないでしょうか。そんなふうに私は考えております。

音楽を聴くための認知的リソースを下げられる理由の個人的な仮説として、音楽が8カウントで数えられる構造であることを知っているか否かと考えています。より正確なスキルで考えると、意識しなくても8カウントができる能力、または構造の予測ができる能力があるかどうか、みたいな感じです。

後者の「予測ができる」というのは、割と無意識かもしれません。でも、上手いフリースタイラーはAメロスタートのタイミングで動き始めることができますし、曲のサビの終わりにパフォーマンスを締めることもできますよね。カウントを気にしながら練習した結果、大抵の曲は同じ、または似たような構造を持っていることを知っていて、無意識的に当てはめているのだと考えています。逆に、サビ前とかに謎の4カウントの咬ませがある曲って、初見だとなんか気持ち悪いって思うことありませんか? 私の場合、戸惑いや違和感を感じて、YouTubeなんかで聞いているときなんかは、わざわざ巻き戻してカウントをしながら聴き直したりしてます。

では上記の能力を持たない初心者や未経験者はどうでしょう。

フリースタイルバスケ始めたての頃の私の場合、Menimoiさんの動きを覚えるまでは音に合っていることに気付きませんでした。それは、音楽を8カウントで考えていなかったから、かもしれません。

私が8カウントを意識した理由は、実はフリースタイルバスケでなく大学の体操部で、部活では音楽に合わせてラジオ体操的な運動をしたり、バック転のような技をしたりしていました。そのおかげで音楽を聴きながら8カウントを意識するようになり、フリースタイルバスケの音ハメに気付くことも、音ハメが自分で狙ってできることも知った気がします。

大学院の先輩がtakuroさんの音ハメに気付いたいのも、ドラム演奏をするために音楽の構造を知っていたからでしょう。半分無意識的に音楽をカウントしつつ聴いていたから、視覚に集中するだけで、takuroさんの音ハメの細かさに気付けたのだと思います。

まあ、あくまで思いつきの仮説ですけどね。しかもそれを証明するための良い実験が全く思いつかないっていう状況笑。修論も全く違う内容です。

東京大学にすごい人がいらっしゃるらしく、その方は踊っているダンサーを見る人の脳をfMRIという機械で観察しているとかいないとか。本人はダンス素人だから音ハメがわからないそうですが、ダンサーにはわかるということは知っているらしく、ダンサーの脳なら音ハメがわかっている脳反応があるかもしれないとか。彼の研究に期待ですね。

今回はここまでにします。次回が最終回ですが、多分1番短いです。ダサいなー笑

みなさまにとって新しい情報となれば嬉しいです。

次回もよろしくお願いします。

Rayon

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